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2009.08.17 Monday

細見クラス第3回(研修生によるレポート)

今日も最初にストレッチなどで身体をほぐします。それなりに難しい動きや形があると思いますが、表現する身体に於いて、足がここまで上がらなければとかそういうことはあまり関係ない、と細見さんは言います。重要なのは、敏感な身体であることです。敏感に受け取れる身体であること。受け取って感じたことを反映できる身体であること。「呼吸合わせ」(合図なしで一斉に動いたり止まったりする)が単純ながら難しく、そしてこのクラスで毎回行われる理由はそこにあると思います。受け取ることと自ら発することと両方が必要であり、その両方に於いて敏感さは必要ではないかと思います。
即興は、先週から引き続いて、身体で――言葉をつかわずに人と関わる、関係性を表現するということに取り組んでいます。こうせねばならない、ということはありません。その場で感じることを大切にして、相手の一手をきちんと受け取って次の一手を返す、ということに集中してくださいということです。
すれ違う相手に、敵意を示す、驚かす、笑わせる……などの働きかけをするワークからはじまります。相手は次々変わります。その目の前のひとを動かすにはどうしたらよいか考えてください、と細見さんから声がかかります。自分の中の勝手なイメージではなく、他の人ではなく、目の前のそのひとに集中するということが重要です。
それから、少ししつらえをして、「たいへん親しいが今は喧嘩している二人。互いにとても腹を立てているが、一方で仲直りしたいとも思っている」という設定で即興を行いました。
この設定だと、自分がどうするか・どうしたいかということだけでなく、相手がどう出るかに意識が向くはずなので、集中しやすいのではないかということです。しかし難しいのは難しい。まずは怒りを相当高い集中力と強いイメージで持っていることが必要です。相手はどうするだろう、相手に対してどうしてやろう、仲直りはしたいが自分がこれだけ怒っていることは受け取ってほしい、そういった内実をしっかりともつことです。仲直りは難しいです、と細見さん。実は対立しきらないと仲直りはできない、簡単に曖昧になってしまいますということです。いわゆる「感情」みたいな漠然とした流れではなく、相手との呼吸、関係性において、行為を積み重ねてゆくことが大切です。
曖昧になる要素というのは他にもあって、慣れないひとは手数(てかず)が多くなりがちだということです。すっと見るだけで伝わるのに、見るような見ないような動きが入ったりする。そういう手数を減らすと、一手一手が「重く」なるのではないかということです。
もちろん癖という部分もありますが、言葉がないので、そういった身体の癖やちょっとした仕草も表現として意味を持ちます。相手に対しても、観る人に対しても。そういう他へ与える影響、外からの視線を意識してゆくことも一方で求められてくると思います。
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