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2009.08.05 Wednesday

なぜ補習するか。

今週末、8月8日と9日に平岡秀幸さんによる、短期集中のワークショップをおこないます。
(詳細はこちら
なぜこの講座を行なうことにしたのかには理由があります。


 
 

平岡さんの通常の講座ではテキスト(台本)を用いた練習を行ないます。しかし、このブログで再三レポートしているように、「セリフ」があることで、わかりやすい反面、「芝居ができているように感じてしまっている人がとても多いのではないか」と感じます。
 ところで先日別のクラスで、ちょうどセリフと身体の関わりについて練習していた時にいい例に出会いました。
 そのクラスでは、短いセリフが与えられて、そのシーンをセリフ無しでまずは演じることが求められました。続いて、セリフを入れての演技を行なったのですが、セリフが入ったとたん演劇が変わってしまう人が出てきました。つまり、シーンが求めていること、ちなみにその稽古では「二人の諍いを仲裁する」ことが求められていて、セリフをつかわない時にはその行為ができていたのです。ところが「セリフ」が入ったとたん、「セリフをそれらしく言う為の行為(動き)」に演技が変わってしまって、急にリアリティーを失ったのです。
 平岡さんのクラスのレッスンは「セリフ」から入りますから、そのあたりがわかりづらいのですが、大切なのは「セリフ」よりも何をすべきかを読み解くことであり、その行為に「セリフ」を乗せることなのです。そして、テキストの場合は「登場人物のキャラクター」というもう一つ難しいポイントが登場するので、「素の自分」と「キャラクター」との違いとも戦わなければなりません。
 この二つのポイントを克服する為には、まずはやるべきことを整理する必要があるように感じます。これがごちゃ混ぜになったままで、ただセリフを「それらしく」読んでいても、なにも上手くならないのです。ところが、ほとんどの人に問題意識が芽生えないのは、何ができていて、何ができていないのかよくわからないないからではないかと想像しています。

 (ラボでは成績を出していますが)平岡さんのクラスでC評価以上の好成績を出している人は、ほとんどいません。そして、好成績を出している人はやはり問題意識をきちんと持っている人で、他の先生からも評価が高い人です。また、繰り返し何度もクラスを受けている人です。ほとんどの人は(A→G評価のなかで)D~Fの評価なのですが、それは客観的な実力を如実に表していると思います。
 自分の実力と本当に向き合って上達を望む人は、ぜひこの夏の集中講座の受講をお勧めします。自分の問題がきっと見えてくるに違いありません。
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