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2009.07.27 Monday

細見クラス第12回(研修生によるレポート)

最終回です。これまで身体の鋭敏性・即興性ということを考えてきたこのクラスのまとめとして、具体的な設定に更に決まった台詞を加えてエチュードを行いました。
台詞が割り振られていると、その台詞を言わねばならない、そのために身体をつくる、という状態になりがちです。そこで改めて、その場にいることを意識し直すことで、台詞というものは身体から出るのだということが実感できるようになります。
言葉の呼吸と身体の呼吸ということが言われました。身体はなかなか嘘をつけないけれど言葉は嘘をつけます。例えば、身体はそれほど昂っていないのに、怒りの言葉だから激しく出す、というようなことができてしまいます。しかしその身体ではそんな言葉の出方はしないはず、そのずれはみている人間には違和感としてはっきり感じられます。台詞というものの怖いところだと思います。
もちろん自分の言葉の出どころだけではなく、相手に集中することが大切です。設定や台詞などの決めごとを抱えて立つわけですが、それはいわば過去、舞台に出るまでのこと、いざ出たときは現在形で相手の一挙手一投足に集中すること(それによって、自由になる、楽になる、ということを、複数のひとがこのクラスの感想としても述べていました)。身体をもって相手に反応してゆく中で、台詞が発せられるということです。
常にその場に在る身体に立ち戻って、そこから台詞が出てくる。そこに集中することができるこのエチュードは、台本に取り組むにあたってもたいへんよい学習になったと感じます。全く制約のないエチュードから積み重ねてきて、具体的な設定や決まった台詞がある中でも、この場で起こることに敏感に反応し続けることができる身体であること、制約の中でも自由に遊べる身体であること、を少しずつ意識できるようになってきたのではないかと思います。これまで細見さんのクラスを受けてきたひとも初めてのひとも、とても成長したと思う、という細見さんの感想をいただきました。
ありがとうございました。
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