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2009.07.20 Monday

細見クラス第11回(研修生によるレポート)

前回からエチュードに言葉に加え具体的な設定を加えて行っています。基本的には「たいへん親しい間柄にあるが今は喧嘩している二人。互いにとても腹を立てているが、一方で仲直りしたいとも思っている」という状態。その「間柄」や、「喧嘩」の理由、場所、などを具体的に設定してエチュードを行います。
言葉や具体的な設定が入った途端、その場でその瞬間起こっていることに鈍感になり反応しにくくなるという傾向が起こります。やりとりの緊張感がうすれ、決まっていることをなぞるような状態になってしまいがちです。
そもそも即興を行っているのは、「その場に生き生きと存在すること」を取り戻すためだと細見さんは言います。この即興は、台本があって「ふつうに」演劇をつくる場合に近いものです。台本=言葉があると、その言葉を発するための身体、或いはその役柄らしい身体をつくろうとしがちになります。よくある「段取りになっている」というだめだしは、つまりそのような頭で考えたことを再現するだけになっているということです。
本来は台本があってもなくても、「その場に生き生きと存在すること」は可能ですしそう在るべきです。舞台はその場で起こっていることの集積であり、それへの意識をしっかりもつこと、この即興でそのための回路を探れればということです。
次回は最終回、まとめとして、もう少し言葉を増やしたり設定をきつめにしたりするかもしれないとのことです。その中で、即興だけでなく台本のある演劇づくりでも「その瞬間」への意識をもつ、その手掛かりが見つけられればと思います。
次回の会場は劇研です。
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