2009.07.20 Monday
『やまあらしの昼寝』終了
この公演は以前からこのブログで紹介しているとおり、演技者自らがシーンを考えて行きます。いわゆる普通の演劇のように、台本があってそれに従って作品を作るという方法ではないので、最後の最後まで微調整が続きます。この公演でも微調整どころか、ギリギリで構成が変わったりと、毎公演ベストの状態を模索して最後まで悪戦苦闘が続きました。
厳しいけれどそれこそが、意義のある俳優トレーニングといえます。とはいえ、参加された皆さんにとっては、気の休まらない、心身ともにたいへんな公演だったのではないでしょうか。そして、初めて演劇をした方にとっては、作品を作る大変さを実感したのではないでしょうか。本当にお疲れさまでした。でも、この体験はきっと時間がたてば熟成され、この期間で消化されなかったこともきっと腑に落ちてくるような気がします。それがとても大切なことのような気がします。たとえばある人にとっては、「演技」=「非日常」、普段の生活から切り離された「架空の自分を生きる」という意識から「演技」の基本は「自分そのものをありのまま見つめる」ことであるという感覚への転換がじんわりと起こってくることでしょう。そうしたことがこのラボの目標でもある、演技トレーニングを通じて生活を豊かにすることにつながるのではないかと考えているのです。
厳しいけれどそれこそが、意義のある俳優トレーニングといえます。とはいえ、参加された皆さんにとっては、気の休まらない、心身ともにたいへんな公演だったのではないでしょうか。そして、初めて演劇をした方にとっては、作品を作る大変さを実感したのではないでしょうか。本当にお疲れさまでした。でも、この体験はきっと時間がたてば熟成され、この期間で消化されなかったこともきっと腑に落ちてくるような気がします。それがとても大切なことのような気がします。たとえばある人にとっては、「演技」=「非日常」、普段の生活から切り離された「架空の自分を生きる」という意識から「演技」の基本は「自分そのものをありのまま見つめる」ことであるという感覚への転換がじんわりと起こってくることでしょう。そうしたことがこのラボの目標でもある、演技トレーニングを通じて生活を豊かにすることにつながるのではないかと考えているのです。
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