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2009.07.10 Friday

ラボ+芝居工房公演まもなく!

劇研アクターズラボと『芝居工房』とのコラボレーション公演がいよいよ来週に迫りました。
『芝居工房』とはラボで講師も務める二口大学さんが、現在の場所に移る前の京都市東山青少年活動センターで始めたもので、それから数年は京都市東山青少年活動センターで行なわれてきました。2002年から会場をここアトリエ劇研に移し、2006年4月までだいたい年一回のペースで行なわれてきました。
 アトリエ劇研の改装や劇研アクターズラボのスタートに伴って休止してきましたが、劇研アクターズラボにおける「公演のありかた」を考えてゆく中で、今年の2月から「ラボ」の一環として復活しました。遅ればせながら、どうしてこのワークショップが復活したかについて簡単に述べたいと思います。
 このワークショップの大きな特徴は参加者が自ら考え、シーンを構築してゆくということです。この方法は、「役者」である二口さんが、自分が演技をする上で考えたことや、演技とは何かを突き詰めてゆく上で思ったことをベースに組み立てられています。この手法が演技者育成において大変優れているとおもうのは、
まず、「演技者」視点でエクササイズが組み立てられていることです。参加者がシーンを作ってゆくにしても普通は「ストーリー」をまずは考えがちです。しかし、この芝居工房でのプロセスはあくまでも「そこでおこること」(演じることで生まれてくること)を基本にしています。
 演技者は芝居に参加する場合、通常は「台本」に書かれた筋書きに従い、シーンを立ち上げてゆきますが、このワークショップは「演技者がどのようなやり取りをしてゆくか」から筋書きを生んでゆくのです。つまり演技する人の主体性を非常に重視しているのです。そしてもう一つの重要な点は、演技者の「そのままの私」を大事にする点です。お芝居では「役づくり」と言われるように素の自分とは違う「私」を演じることがよくあります。しかし、役づくりの上での非常にたいせつな要素は、「そのままの私」を知ることだと思います。「そのままの私」には説得力があります。そこに「うそ」があれば、それは見抜かれてしまいます。「そのままの私」と「うそのないことば」がであった時強い説得力が生まれるのだと思います。
 芝居工房から生まれた作品が面白いのは、「うそのない私」をベースにしているので、その説得力があるからだと思っています。
 この説得力こそ「役づくり」が目指すものなのだと言い換えられるのではないでしょうか。
 大げさなことは何一つしない。しかし、妙な説得力がある。こうした「演劇」は演技のを学ぶ基礎であり、演技を学ぶ価値として大切なものだと考えているのです。
 
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