2010.07.21 Wednesday
協力してシーンを作る
二口さんの練習では、即興を使ったエクササイズをよく行うのですが、本日行ったような数人が出演がする即興では、出演者が互いを尊重し協力しあうことが大切となります。まず2人の即興から生まれた関係を、あらたにその場に登場する演技者がしっかり受け止め、それを活かした反応をし、それが再び元からあった関係などに何らかの変化や発展を与えることでシーンが発展し面白くなります。それはまるでサッカーの戦術のようです。初心者によく見られる失敗例としては、(何か面白いことをしなければというあせりから)個人プレーに走り過ぎて、だれもそれを受け止められず、シーンが破綻してしまったり、続かなくなったりすることです。これもサッカーと似ています。
二口さんの行う即興では、まずは丁寧に関係性を作ることを重視するので、その関係をどう変化させるか、新たに加わった演技者が、既に舞台上にある関係にどのような変化を与えるか、新たな出演者の投げかけにどのようにリアクションし、より面白くするには何が大切かを感じたり、会得することが練習のポイントとなります、そして、そのポイントこそ役者のセンスの見せ所といえます。
こうした練習をしっかりしておくことで、複数の出演者で紡ぐシーンをいかに面白くするかという感覚は、自然と身につくのではないでしょうか。
二口さんの行う即興では、まずは丁寧に関係性を作ることを重視するので、その関係をどう変化させるか、新たに加わった演技者が、既に舞台上にある関係にどのような変化を与えるか、新たな出演者の投げかけにどのようにリアクションし、より面白くするには何が大切かを感じたり、会得することが練習のポイントとなります、そして、そのポイントこそ役者のセンスの見せ所といえます。
こうした練習をしっかりしておくことで、複数の出演者で紡ぐシーンをいかに面白くするかという感覚は、自然と身につくのではないでしょうか。
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