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2010.06.19 Saturday

ウォン・ヨンオ ワークショップ終了

『旅行者』日韓合同プロジェクトで演出を務めているウォン・ヨンオ氏によるワークショップが行われました。このワークショップも15日から行われている集中講座の一環で、この講座をもって一週間にわたる集中講座のメニューが終了します。今回の集中講座のテーマは「身体に対する感覚を磨く」ということでした。どのナビゲーターも非常に身体的な内容のワークをしてくださいました。そして、これからの自分の練習に活かせる方法だったと思います。
 さて、最終日を飾るウォン・ヨンオ氏は昨年から3回目のワークショップとなります。前回と前々回は現在上演中の『旅行者』(『旅行者』日韓合同プロジェクト)の出演者を選ぶオーディションを兼ねていました。しかし今回は純粋に彼の方法を体験する場となりました。
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彼独特のゆっくり静かに動くムーブメントをベースに、様々なエクササイズへと発展させて行きます。身体の柔軟性やバランス感覚、筋力、身体の上手な使い方などが求められます。そして、舞台上に「存在する」感覚を訓練します。これには高い集中度が求められます。
いづれも役者が身につけておくべき基本的な事柄ばかりだと思います。「存在する」感覚というのはディディエガラス氏も彼のワークショップで言及していて興味深いものがありました。このところ日本では小劇場を中心に「脱力系」の演技が流行っており、ニュートラルに近い身体感覚のまま舞台に上がるケースが増えていますが、役者さんとしてはそれらを、演出や舞台のスケールに併せてコントロールできる必要があると思っています。そうしないと、たぶん多様な演出や舞台スケールに対応できないのではないかと思います。
 もちろんどれも、一日のエクササイズではなかなか身に付くものではありません。しかし、演技する上では不可欠の技術だと思いますので、今日初めて体験した方などは、この方法を持ち帰って頂き、日頃の練習に活かして頂ければと思っています。
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