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2010.06.08 Tuesday

強いチームづくり

2月から始まった、公演クラスも5ヶ月目に入りました。昨年から方針を変え積み重ねを重視しているため、昨年から継続参加しているメンバーが多数を占める中、2月から加わった新しいメンバー4名を加えたチームで『劇研アクターズラボ+正直者の会』の2回目の公演を目指しています。
ラボは「(美術や効果への依存を少なくし)演技を主体にしたオリジナル作品を発表する」ことを目指しています。演技力を伸ばし、それによって演劇をより面白くしてゆこうというラボの趣旨に則った方針です。演劇は基本的には集団創作ですが、こうした方針により、より役者への負担も高まり、自ずと演技技量やチームワークが求められます。創作することそのものに加えて、その中で生まれる個人的な悩みや、他のメンバーとの軋轢などとも上手く折り合いを付けながら長期にわたる創作を乗り切ってゆくことが求められるのです。
 えてして、いい作品が出来上がった時には、いい人間関係もできている場合が多いと思います。どちらが先かということはよくわかりませんが、相互に作用しあうものではないかと思っています。
 劇団でも、どんなチームでも人が集まって何かをすれば、必ずトラブルはあるし、意見の食い違いや、思い通りにならないいらだちが蓄積することは避けられないと思います。特により高い所を目指そうとすれば自ずと負担は増すし、いらだちが蓄積しやすくなるとも言えます。例えば今回のようなチームの場合は、1回公演を経験した2年目の人よりも2月から参加した人の方が、なじみが薄い分負担も多くなるのは必然です。職場でも新人のうちはいろいろしんどいのと少し似ています。
 余裕がない中でも、いらだちの蓄積など「不安の空気」を上手く抜く方法をさりげなく持てるチームが、結局「結果を出せる」いいチームなのだと思っています。今回の公演チームもいわば偶然集まった人達で構成されています。互いをあまり知らないと、遠慮が先に立って関係もぎくしゃくするものですが、だんだん遠慮が取れて来た今ぐらいからチーム内での役割も決まってくるような気がします。「衣装をする」とか「広報を担当する」といった決められた責務ではない、「なんとなくチームの雰囲気をよくする」とか「とてもさりげなく気遣いをする」といった隠れた役割が、結局公演の成功につながる重要な要因なのだと思っています。演技力や表現センスといった個々の技術的な成長と同時に、人間的な成長が求められる「タフなチーム」になってゆけることをこころから願っています。
 
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