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2009.11.12 Thursday

遠い世界の話。

田辺剛によるワークショップオーディションの2回目でした。
今日からテキストを使っての練習となります。
田辺剛さんは、自分でも言っているようにどちらかというと、劇作家に軸足をおいた作り手だと思います。台本をしっかり書き、現場ではその台本世界をどう構築してゆくかという作業を行います。しかし、彼の方法は自分の劇世界のイメージに役者さんを当てはめるというよりは、むしろそれを役者さんと共に作って行きたいということです。
 彼の書く物語は、どこか遠くのある場所の話です。それは「日本ではない」ということが前提となりますから、役者さんには日本人としてのどうしようもなさからまずは離れてみることが要求されます。(見た目と言葉は仕方ないとして)行為や行為の元になる考え方については、細かなくせや、人との接し方、価値観、いろいろなことを疑って再構築する事が求められます。人としての行為ももちろん、劇としても例えば劇的様式みたいなものも必要ならばそれも選択肢の一つとして、まずは無い所から考えてゆくという、役者さんにとってはチャレンジする幅が広くて、なかなか過酷な課題とも言えます。きっと演技していてかなり違和感を感じることでしょう。
 とはいえ、そうした「もしも〜だったら」をいろいろに楽しめる俳優さんがやはり上手い俳優さんなのではないかとおもいます。短い時間ですが、この間にもどんどん彼の劇世界をふくらませてくれる事を期待しています。
 
 
 
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