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2009.07.20 Monday

『やまあらしの昼寝』終了

劇研アクターズラボと芝居工房との共同で行なって来た初めての公演『やまあらしの昼寝』が終了しました。足をお運びいただいた皆様、本当にありがとうございました!
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2009.07.17 Friday

『やまあらしの昼寝』初日終了

ラボと芝居工房とが手を組んで初めて行う公演の初日が終わりました。あいにくの雨模様のなか足を運んでいただいたお客様、本当にありがとうございました!
 さて、演劇はコミュニケーションの芸術と言われます。演技者どうしのみならず、演技者は同じ空間に身を置くお客様ともコミュニケーションを取りながら演じることになるわけですが、この芝居工房はそうしたことをあからさまにおこなう手法をとっています。
つまり、お客様に直接話しかけるシーンを設けているのです。
この手法によって、素の自分と、フィクションの自分とがうまく混じりあって、見ている人のいろんな想像を刺激するのです。
 とはいえ、初日というのは誰でも緊張するもの。そして、初めてお客様の前で演じてみて、稽古場との違いを実感するものだと思います。特にお客様と正面から向かい合うのは、自信がなければなかなか難しいいことです。経験が少ない人にとってはなおさらだと思います。今日の彼らはどうだったのでしょうか・・・。それぞれに、いろいろ思う所があるのではないでしょうか。
今日の経験を経て明日、そして楽日と、どんどん良くなってゆくと思います。
ぜひ、力を出し切り、悔いが残らない公演をしもらいたいと思います。

そして、できるだけ多くのお客様に、彼らの奮闘を見て頂きたいと思います。まだ残席ございますので、ぜひ足をお運びください!よろしくお願いします。

明日も朝から稽古して、さらに積み上げて最高の状態をお見せします。

2009.07.14 Tuesday

いよいよ今週末。

劇研アクターズラボ+芝居工房の公演がいよいよ今週末となりました。
試行錯誤を繰り返したシーンをつないで、今日初めて作品の全貌が明らかになりました。
参加者もやっと作品が見えて、自信が深まったと同時に、あと数日でやるべきことがみえたのではないでしょうか。
 初めての通しということで、堅い部分や緊張していたところはありましたが、完成度はぐっとあがって来ているように感じました。この調子で最後まで悔いなく頑張ってもらいたいと思います。

 公演の詳細はこちらです。

2009.07.14 Tuesday

公演クラスその1 ラボ+芝居工房2009 第21・22回(研修生・アシスタントによるレポート)

はじめて全体を通しました。戸惑いながら緊張しながらも、或る充実感をもって全体像が把握できたのではないかと思います。また、昨日はよそのグループも観てもらいましたが、それぞれに「よそはおもしろい、うちもおちおちしていられない」という感想をもったようです。これまでグループ創作に時間を使っていたので、久し振りに全体として向き合ったことも大きいのではないでしょうか。二口さんから更なる要求や指摘もあり、自分たちの課題もはっきりしたことと思います。全体で本番に向けて進んで行く力になればと思います。
木曜日からは小屋入りです。スタッフワークも入ってきて要素が増えます。もちろん創作もぎりぎりまで続きます。やることはいくらでも出てきますが、体調にはくれぐれも気をつけて、楽しめる・楽しんでもらえる時間をつくってゆきましょう。
2009.07.10 Friday

ラボ+芝居工房公演まもなく!

劇研アクターズラボと『芝居工房』とのコラボレーション公演がいよいよ来週に迫りました。
『芝居工房』とはラボで講師も務める二口大学さんが、現在の場所に移る前の京都市東山青少年活動センターで始めたもので、それから数年は京都市東山青少年活動センターで行なわれてきました。2002年から会場をここアトリエ劇研に移し、2006年4月までだいたい年一回のペースで行なわれてきました。
 アトリエ劇研の改装や劇研アクターズラボのスタートに伴って休止してきましたが、劇研アクターズラボにおける「公演のありかた」を考えてゆく中で、今年の2月から「ラボ」の一環として復活しました。遅ればせながら、どうしてこのワークショップが復活したかについて簡単に述べたいと思います。
 このワークショップの大きな特徴は参加者が自ら考え、シーンを構築してゆくということです。この方法は、「役者」である二口さんが、自分が演技をする上で考えたことや、演技とは何かを突き詰めてゆく上で思ったことをベースに組み立てられています。この手法が演技者育成において大変優れているとおもうのは、
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2009.07.07 Tuesday

公演クラスその1 ラボ+芝居工房2009 第20回(研修生・アシスタントによるレポート)

全体の構成がほぼ決定し、実際の道具も稽古場に来ました。いよいよという感じです。
今日は来れるひとは早めに集まって稽古や打ち合わせをしました。今日だけでなく自主的に稽古していたグループもあります。そういう時間の積み重ねが芝居をつくってゆきます。
再三二口さんが言うように、芝居をつくるのには労力がかかります。しんどいですがかけた労力は舞台に如実に表れます。課題も増えてきましたが、諦めず最後まで創作を続けていきましょう。演じるひとにとっても観るひとにとってもよい時間になるよう。
来週13日(補講)には、プロット表、衣装と必要な小道具を用意してきてください。
次回の会場は劇研です。というより、来週は小屋入りです。追い込みにかかりますが、体調にはくれぐれも気をつけてください。
2009.07.03 Friday

劇研アクターズラボ+芝居工房2009『やまあらしの昼寝』

新しいシステムになって初めての公演クラスの公演が近づいてきました。
この公演が今後のラボのあり方を占う試金石と言ってもいいかもしれません。
今回の公演は、劇研アクターズラボと二口大学さんが長年行ってこられた「芝居工房」とのコラボレーションです。参加者が自分たちで創作することを通じて、演技の奥深さや、作品創作の楽しさを味わうと共に、きちんとしたプロセスを経れば、こんなにすばらしい作品がアマチュアであっても作ることができることを示すものです。

半年かけて練習を共有し、皆で創作して来た成果をぜひご覧ください。
楽しんで頂けるはずです。
ご来場心からお待ちしております!

芝居工房09
[アトリエ劇研主催公演/文化庁芸術拠点形成事業助成]
[日時]2009年7月17日(金)〜19日(日)/計4ステージ
 17日(金)19:30
 18日(土)14:00/19:30
 19日(日)14:00

[構成・演出]二口大学
[出演](50音順)勝木美千子、金木美穂、北原道場、北村としみ、徳永正幸、野崎勝教、長谷川学、平野雄一、森弥苗
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2009.06.30 Tuesday

公演クラスその1 ラボ+芝居工房2009 第19回(研修生・アシスタントによるレポート)

本番近い今もバレーボールにそれなりの時間を割いているのは、それが学習になるからです。退かないこと、自ら積極的に動くこと、ぶつかりあうことを恐れないこと。それではじめて起こる「奇蹟」。芝居創りに大切なそういうことを、身体を通してわかってほしいと考えてのことだと思います。身体を動かし、状況に目を開き、二口さんや周りのみなさんの声に耳を傾けてみてください。
この期に及んで自分を護るな、と二口さんは言います。ぶつかりあえば少しは痛い、しかしそこを逃げていては何も生まれない、と。他者からも自分からも逃げないこと。言葉だけをとるとなんだかお説教のようですが、具体的な作業の問題です。
小屋入りまで、補講を含めてあと2回。時間は残りわずかですが、手を抜かずに作業を重ねてゆきましょう。
各グループともかなり積み上がってきました。それを踏まえて更に創作上の課題が与えられています。それぞれ来週までに必ず取り組んできてください。また、全体の構成のために、グループ創作とは別の課題が出されています。これも必ず今週中に提出してください。よろしくお願いします。
次回の会場は人間座です。
2009.06.23 Tuesday

公演クラスその1 ラボ+芝居工房2009 第18回(研修生・アシスタントによるレポート)

諦めるな、退くな。二口さんの言葉もきびしい熱を帯びてきました。
公演までの回数が指折り数えられるようになりました。但しこれは、みんなが集まるワークショップの回数です。集まる前にそれぞれにできること、せねばならないことはたくさんあります。
他人任せにせずそれぞれが考えてきてください。ひとが集まるというのはそれだけでたいへんで貴重なことなんです、と二口さん。その時間を無駄にしないように。
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2009.06.16 Tuesday

公演クラスその1 ラボ+芝居工房2009 第17回(研修生・アシスタントによるレポート)

スタッフの方々も見に来られるようになり、公演が近付いているのだなと実感します。その分、うまく進まないとひどく不安になるかもしれません。
創作はずっと続きます、と二口さんは言います。お客さんに観られてはじめて結実するのです。本番最後の回までくじけずに創作を続けてください。お客さんにたのしんでみてもらえるように、労力をかける。しんどいことをしないとおもしろいものは生まれない。今はいちばんしんどい時期だと思います。どうやって山を登ってゆくか。平坦な道ではありません。産みの苦しみということです。他者との作業だからなおさら難しい。安易にコミュニケーションが成立すると思ったら日常と同じです。そうでない演劇の時間、コミュニケーションの成立のよろこびがあればと思います。そのための労力をそれぞれに払おう。――そのような二口さんのお話でした。その言葉にはずっと真摯に演劇をつくってきた人ゆえのきびしさと希望があります。演劇をつくることはしんどいけれどだからこそおもしろい、いくらでもおもしろくなり得るものなのだ、ということです。うまずたゆまずまいりましょう。
次回の会場は劇研です。
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