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2011.02.03 Thursday

山口茜ワークショップオーディション/2日目

今日はいくつかのグループに分かれてそれぞれのテキストを読みました。


今回は幅広い年代の方が集まり、

演出家と役者はもちろん、役者さん同士にとっても、

新しい出会い、刺激になるのでは?

山口さんもいろんな人がいるのですねとおっしゃっていました。

このワークショップオーディションをとおして、

オーディションの枠を越えた出会いの場となればと願います。


2010.09.08 Wednesday

田中史明さんの集中講座終了

9月3日〜5日までの3日間行われた集中講座が終了しました。
終了後に書いて頂いたアンケートでも、「もっとやりたい」という声が多く聞かれました。今回で3回目の開講ですが、主催者としては改めて、このような便利でいい方法をもっともっと知ってほしいと思いました。とはいえ、現実はなかなか難しいものがあります。期間が長くなると受講者が減る(参加できない日がでたり、受講料が高くなるからだと思いますが)傾向にあり、実は実施するだけでも大変です。(愚痴はさておき)
 ところで、こうした方法がもっと広がることがなぜいいかということ、について少し。
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2010.09.05 Sunday

集中講座2日目

「ラバン」の分析法を使った演技レッスンの2日目が行われました。
今回のレッスンのテーマの一つは「見る」「聴く」です。
これはただ見る、聴くということではなく、自分のことや相手をよく見る、動きや内面のこえに耳をすますということです。
 これらは劇研アクターズラボで行っている基礎練習の全てに共通することでもあります。
 ラバンは演技の方法論ではなく動きの分析ですから、非常に客観的に動きの傾向を探ることができます。また同時にそれがどんな印象をあたえるかを見ることができます。
演劇にどう役立つかという切り口からレッスンを組み立てている田中さんの指導は、大変わかりやすく、参加した方々からも納得している感じがします。
もう少し時間をかけてやれたらもっと良かったのに・・・と感じました。

田中史明クラス100904
2010.09.04 Saturday

田中史明クラス開始

今回で3回目となる、田中史明さんによる集中講座が始まりました。
ラバンという人が作った運動解析の理論を基に、動きから演技につなげる方法を学びます。
こうした方法論を知ることで何が変わるかというと、田中さん曰く「自分のことがわかる」とのこと。「自分のことがわからないと変えられない。」言葉よりも共通認識を得やすい客観的な記号(ラバンの”effort”)を用いることで、冷静に自身の動きを自己認識することができます。
どの方法が自分に合うかは、役者さんそれぞれの好みだと思いますが、田中さんが志向する身体から役にアプローチする方法はもっと普及してもいいのではないかと感じています。
田中史明クラス100903
田中史明クラス100903-2
2010.08.08 Sunday

個人面談

池内さんによるワークショップの2日目が行われました。
池内クラス100806

今日は今までにない取り組みとして「個人面談」を行いました。前からこのブログで紹介しているように、池内さんのエクササイズは指導者が何かを与えるのではなく、参加する人が「何を求めているのか」に対して行われます。参加者の主体性(問題意識)がまず重要であって、それに対して「こうしたらどう?」を指導者が提案しそれを行ってみます。そしてそれがどうだったかを検証する。このサイクルでワークショップは進行してゆきます。すばらしいのは「こうしたらどう?」の手だての多さで、こうした点に一流のトレーナーのスキルの高さを感じます。
さて、今日行われた個人面談も、全員必須ではなく希望者に対して行う形式でした。(このあたりにも、参加者の主体性を問う姿勢が感じられます。)この個人面談の趣旨も「自分が何をしたいか」をより深く聞く為です。
 こうした方法により、参加者の問題意識は深まり、あらたな課題が明確になってゆきます。おのずとそれを克服するためにはどうするかを自分で考えたり意識するようになります。目的が見つかりそれが達成できるというプロセスが、受講する側のモチベーションを高め、なおかつ講師との間に信頼感を生んでゆきます。
 本当に今年も来ていただいて良かったと思える、講座内容だと感じました。
2010.08.05 Thursday

池内美奈子ワークショップ

選抜クラス向けの特別講座、池内美奈子さんによるワークショップが始まりました。
今年で3回目となるこの講座ですが、今年は例年より時間数を6時間多くしています。2年間の受講を経て、やはり時間が少ないと感じた為ですが、増やした時間分のものをぜひ持って帰っていただければと思います。
池内クラス100805
 今日は初回とあって、すこしずつ身体や、意識を柔軟にしてゆく所からエクササイズが始まりました。池内さんは参加者の状態をに合わせて、内容を変化させながらエクササイズを進めてゆきます。
さすがに熟練したプロのインストラクターだと感じます。
 池内さんのもう一つの特徴は、フィードバックの時間を多く取る点です。一つのエクササイズを行ったあと、どう感じたか、何か得られたかなど参加者と話しながら進めます。役者さんがどういう点を問題に感じたり、意識が向かっているのかを、役者自らが確認すると同時に、池内さんもそれを受けながらエクササイズに反映しているかのようです。
 
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2010.06.19 Saturday

ウォン・ヨンオ ワークショップ終了

『旅行者』日韓合同プロジェクトで演出を務めているウォン・ヨンオ氏によるワークショップが行われました。このワークショップも15日から行われている集中講座の一環で、この講座をもって一週間にわたる集中講座のメニューが終了します。今回の集中講座のテーマは「身体に対する感覚を磨く」ということでした。どのナビゲーターも非常に身体的な内容のワークをしてくださいました。そして、これからの自分の練習に活かせる方法だったと思います。
 さて、最終日を飾るウォン・ヨンオ氏は昨年から3回目のワークショップとなります。前回と前々回は現在上演中の『旅行者』(『旅行者』日韓合同プロジェクト)の出演者を選ぶオーディションを兼ねていました。しかし今回は純粋に彼の方法を体験する場となりました。
ウォンWS100619
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2010.06.18 Friday

地域における舞台芸術の牽引者育成の為の集中講座 フォーラム

こうした専門的で、堅い企画に参加するのはたいがい企画・制作者そして劇団を率いる演出家、劇作家が多いのですが、今回はあえて役者さんに多くおこし頂きました。(といっても参加した30名弱の約半数ですが・・・これでも多い方だと思います。)
 企画者だけでなく主に地元で今後も活動をしてゆこうとしている、若い俳優(演出家)達と地方の問題を共有し、「地方にいても創作はできるし、優れた活動も可能なのだ」という夢を持ってもらい。もしくはそんなこと考えてもみなかったという人に「地方で活動を行うこと」の意義や可能性について考えてもらいたい、そう思ったからです。
そして、各地からお越し頂いた企画者の皆さんとは、情報や問題を共有し、連携や協力をしてゆく足がかりとしたい。そんな思いでこうした場を企画しました。
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2010.06.17 Thursday

演劇ビギナーズユニット

先日からのブログでお伝えしている通り、この6月14日から19日まで『劇研アクターズラボ 選抜クラス』のカリキュラムに、他都市を拠点に活動している役者さんにもお越し頂きワークショップをシェアすると同時に、フォーラムなどにも参加して頂くという試みを行っています。
これは、地元を拠点に活動している演劇人(今回は特に役者さんに特化していますが)がまず顔を合わせて他の都市で頑張っている役者さんが何を考え、どうしているのかを知り合うこと。そして、これから地元の演劇をどう盛り上げてゆくかという話がしたかったからです。今ごく狭い範囲ではホットな話題の「劇場法」ですが、これができると、地域の拠点劇場には国からの補助がおりて、(可能性だけから言えば)地域にあっても演劇で飯が喰える時代が来るかもしれません。しかし、現実には人材や演劇ソフトは、東京に集中しているので、東京から人材がやって来て、その地方の劇場のあり方を担うということになりそうです。私は京都で活動しているので、地域の実感からすればなんとか人材を京都からも輩出したい、と思ってます。もしくは他の地域にあっても、やり方次第ではその地方独自の方法で、文化を発信できるのではないかと考えています。
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2010.06.17 Thursday

コンタクトインプロワークショップ終了

ここ数年、選抜クラスにおいて継続的に実施しているコンタクトインプロのワークショップが終了しました。今年の2月に行った時には時期が悪かったせいか、参加者が少なくて残念でしたが、今回は他都市からの参加者も交えて、たくさんの参加者のもとにぎやかに開催されました。
坂本100617
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