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2009.05.04 Monday

田中春奈クラス第12回(研修生によるレポート)

とうとう最終回となりました。ムーブメントリサーチの発表に向けて、自分をよい状態にもっていくために集中してバックエクササイズを行ってみてくださいと田中春奈さん。
見学者もある中で緊張しながらの発表となりました。なんと笑いが起こる作品もあり、作業を重ねてきた時間と、個々の色が出て、それぞれおもしろい作品になっていたと思います。
出発点は例えば単なる上衣を着るという動きでも、それを固定し、分節化し、変化を加え、音楽やテキストを入れ……という作業を経て、それぞれの作品になっていました。そして、ひとの作品を見ていると、自分ももっとこうできたなあ、こういう動き方もあるのか、など色々な発見があります。もっと作業したかった、という声も出ましたが、作業の終りは絶対に来る、かつ、決して来ない、ということだろうと思います。
最終的に出来上がったものが正しい正しくないということはありません、と田中春奈さんは言います。ただ、つくってゆく過程で、例えばプライマリがあってセカンダリがある、面と高さを必ず変える、などというルールがあり、そういう制約の中で作品をつくってゆくということが、あたらしい表現を生む可能性につながるのではないでしょうか。
最後の発表を行ったのは6名、講座開始時からするとだいぶ寂しくなってしまいました。今回発表できなかったひとに見てほしかったです、と田中春奈さん。個々人の事情もあるでしょうし、家で取り組んでこなければならないことも多く負担もあったことと思いますが、また機会があれば、積極的に取り組んでみてはと思います。得られるものは確実にあると思います。これは無論ムーブメントリサーチだけではなくバックエクササイズについても同じです。週に一度であっても、このような時間を持つことで、身体は変化してゆきます。一足飛びには変わらないでしょうが、少しずつでも、ステージプレゼンスが高まることにつながってゆくのではないかと思います。
最後に田中春奈さんより、みなさんにとって今後の役者としての活動に少しでも役に立てばという言葉で締めくくりとなりました。ありがとうございました。
2009.04.27 Monday

田中春奈クラス第11回(研修生によるレポート)

いよいよあと1回で最終回となりました。出席者がやや少ないのが残念でしたが、その分というべきか、バックエクササイズの間も集中した丁寧な空気が流れていたように思います。
今日も少しインプロを行いました。だいぶ動けるようになってきたし繊細に辿れているので、リズムや強弱など、歌を歌いながらのようなつもりで、色をつけてゆけるようになるといいですね、と田中春奈さん。動き自体も、もう少し身体を分節化して自由に動かせると幅が広がるとのことです。
その後、ムーブメントリサーチの練習と途中経過の発表をしました。これも、繊細な動きはできてきているので、もっとcrispな(歯切れのよいという感じでしょうか)動きを入れられると変化が出てよい、とのことです。
また、言葉のテキストの聞こえにも気をつけてくださいということです。うつむいた時などの声量自体もそうですが、音楽の音量にも留意して発表の前にチェックしてください。

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2009.04.13 Monday

田中春奈クラス第10回(研修生によるレポート)

このクラスも終盤になりました。これまでで得られてきたであろうことを踏まえて、田中春奈さんから、意識すべきこと、留意すべきことが語られました。
・バックエクササイズを続けてゆくうちに、だんだん、おなかの深いところの筋肉が自然に得られてきたのではないかと思います。おなかを締めた状態でエクササイズをすること。そうすると同じエクササイズでも劇的に変わりますし、ああこういうことかと身体でわかってきます。エクササイズの合間でも、おなかを緩めないように。緩めるとそれまでの時間で得てきたおなかの状態が失われて、もったいないことになります。
・常に呼吸とともに動く癖をつけてください。但し、バックエクササイズの間はおなかを膨らませるいわゆる腹式呼吸はできません。といって胸に吸い込むのではなく、横隔膜の中に吸い込むような感じで呼吸をしてくださいとのことです。
・スフィアを意識してみてください。エクササイズの中でも行いますが、丹田からエネルギーが上がってきて、首の付け根から天に抜け、それがまた丹田に戻ってくるという球を意識すること。オーラというものがあるとするならば、それが大きくなる感じだそうです。
・首の付け根・仙骨・踵がひとつにつながっているという感覚を持てば、自分の身体を把握して動くのはそんなに難しいことではないということです。これもエクササイズの中でそういう意識をもつようなことが行われています。
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2009.04.06 Monday

田中春奈クラス第9回(研修生によるレポート)

今日もバックエクササイズをできるだけ繋げて、流れとしてやってみました。やはりこのようにすると、流れに従って背骨が解放されてゆく感覚が掴みやすいように思います。
ムーブメントリサーチにつかう言葉のテキストを声に出しながらのエクササイズもありました。いつも行っている、おなかをつかって起き上がってゆくエクササイズですが、起き上がる速度を任意に変化させてゆき、その身体の状態から出るそのままの声でテキストを語ります。これはエクササイズ自体にかける負荷ということもあるかとは思いますが、このように意味から独立して身体から言葉を発してみることで、ムーブメントリサーチにおける言葉のテキストの扱いの幅が広がるのではないかと思いました。
その後、それぞれムーブメントリサーチに取り組みました。発表会まで今日を含めてあと3回ですので、どんどん作業を進めていきたいところです。
何人かの経過発表も行いました。動くときはおなかを意識すること、プライマリがあってセカンダリがあるということに注意、高さと面の変化は厳しく、といういつもの指摘があります。
静止(第7回 次回への課題4.を参照)について、止まっているときほど自分の中が動いているとよい、という助言がありました。ただぼんやりと休んでいるのではなく、相反する何かが内部で拮抗状態にあって止まっている、という状態です。
また、もしも行き詰ってしまったら全然違うところへいってみることも試してくださいとのことです。例えばカウント5くらいで椅子の上、10くらいで床……という指示がありましたが(第5回 次回への課題を参照)、それがどうもうまくいかない、となったら、一度その縛りを外してみるのも手です。動きができて、そこへ言葉のテキストが入ると変わる、音楽が入るとまた変わる、と少しずつ変わってゆくので、そのときそのときでいろいろ考えて試してみてくださいということです。
次回に向けて、言葉のテキストは暗記してください。音楽もいろいろ試してみてある程度決めてください。
作業がやや遅れている方も、次々回(4月20日)が1回お休みになりますし、その間も含めて進めていければということです。
次回の会場は人間座です。
2009.03.30 Monday

田中春奈クラス第8回(研修生によるレポート)

バックエクササイズをできるだけで繋げてやってみました。ひとつの流れとしてやってゆくと身体の変化がわかりやすく、集中しやすくなるように思います。
バックエクササイズは、もちろん身体を整えるものですが、同時に精神も整えてゆくものです、と田中春奈さん。バックエクササイズがうまくいったときには、何かがぽーんと取れたような、すっきりする感じがすると思います。それは空っぽということではない、日々の暮らしの中で自分にくっついてしまっている要らないものがとれて「ただの自分」になるということです。器(身体)がしっかりするとそこに中身(魂のようなもの、エネルギーのようなもの)が満たされるようになります。「ただの自分」、余計なものがなくて集中できる状態であることが、舞台に立つには必要だと考えます、という話でした。
インプロもムーブメントリサーチも、バックエクササイズで整えた身体と精神で臨む、少なくともそう意識することで深いものになるのだと思います。
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2009.03.23 Monday

田中春奈クラス第7回(研修生によるレポート)

バックエクササイズはかなりスムーズに流れるようになり集中した空気を感じます。
自分の中心を意識して、ということが強調されました。中心だけきちんと持っていればあとは自在になれる、手先足先まで行き届いた動きになる、ということです。

インプロは、上衣がかかった椅子を中に置いて二人で行いました。可能ならばどちらかがどちらかに上衣を着せる、というものです。
今日行った組は着せるところにはいきませんでしたが、うつくしい瞬間がありました、と田中春奈さん。踵が床についた足の爪先がゆっくりと下りてゆく、ただそれだけの動きですが、思わずみてしまう。この瞬間、皆さんも同じように感じたのではないでしょうか(私もそう感じました)。後で今日の感想を言ったときですが、インプロをしたひとが言うに、中心ということがわかってきた気がするとのこと。だからこそそのようにうつくしい瞬間、みてしまう動きが出てきたのではないかと田中春奈さんがおっしゃっていました。
バックエクササイズによって身体が変わり、ステージプレゼンスが高まる、ということが垣間見えて、たいへん学習になったと思います。これからもバックエクササイズで得たことを持ってインプロやムーブメントリサーチに取り組んでゆくことで、少しずつでも確実に変わっていくのではないかと思います。

ムーブメントリサーチは、セカンダリテキストがだいたい最後までできてきました。ここから、いわば脚色、演出の過程に入っていきます。ここからの過程は自分の身体で遊ぶように楽しんでみてくださいとのことです。
さて、セカンダリが最後までできたら、
1.カウントを一度外して、全部つなげてみる。いち、にい、さん……と止めなが
らやっていたのを、止めずにつなげて動くということです。
2.このとき、すべて重い動きにしておく。水の中にいるような感じでゆっくり動いてみる。
3.そこから、軽く、速く、などのリズムをつけていく。軽く速くの動きはやりやすいので、まずは全部を重いところにしておくのがよいとのことです。
4.どこかで1箇所か2箇所、完全な静止を入れる。リズムをつけていくうちに単調に流れがちなこともあるので、こういう制限をかけるということです。
(5.こうして動きのテキストができてきますので、そろそろ言葉のテキストも考えてみてくださいとのことです。今日出た例は、辞書の或る項目、戯曲の一節、でしたが、いろいろな可能性があると思います。こういう動きだからこういう言葉、というのではなく、自由に探してくださいとのことでした。)

次回の会場は人間座です。
2009.03.16 Monday

田中春奈クラス第6回

いつもブログを書いておられる方がお休みだったので
代打で書いております某参加者です。
いっつもきちんと書いておられるので
今回は「アイタタター」な所が多々あると思いますが、
もうほんとマジでそこはご容赦ください。
ではではしばしお付き合いのほど宜しくお願いします〜☆

バックエクササイズですが、もう先生はいつも
「自分との対話」を大切にしてください、と仰います。
だからここは私個人の話ばっかりさせて頂きますネ(´-ω-`)

毎回毎回、リラックスしてるつもりがどこかに力が入ってしまうんです。
「わーい今日は一段とでろーん」と思いながら
寝ている状態の基本の姿勢作ったりするんですが
「ここ(みぞおち辺り)の後ろ、床についてなくないですかー?」
と触りながらちょっと押してくださりつつ
「はい息背中に吸って〜」
と指示していただくと、あ!さっきより背中が床にくっついた!と、
実感できます。
吸って〜吐いて〜を繰り返すうちに、
最早私は床の一部だぜ、みたいになっていきます。
が、まぁこれが毎週やる毎にほんまに背中が広がっていく感じがするんです。
初回より本当に「でろーん」率は高くなってきてます。まだまだですが。
このリラックス状態ってほんとに大切で、
芝居するときにこの状態があればこそ受け答えができるのかなぁなんて
今回は考えておりました。
バックエクササイズをやりはじめて1ヶ月半、
脱力もですが、皆さん少しずつ腹筋も使えるようになってる気がします。

次は少しムーブメントリサーチの練習を挟んでインプロ。
「動きたくなる衝動」を待って動く…
というのが大切だと改めてお話されました。
バックエクササイズで自分と対話をした後だからか、
自分がどう動きたいのか、というのに素直に反応できるのかも知れません。
皆さんに経験して欲しい、と先生がお話されてたので、
まだされてない方、がんがん積極的にいきましょー!

最後はムーブメントリサーチ。
カウントごとに面も高さも変えるんですね…
うっかり、ちょっとずつ変えたれ、
と思っていたので今回指摘していただけてよかったです。
【プライマリーテキストから生まれるセカンダリー】
を大切にして、とのことでした。
どちらかというと動かされる感じ…がいいのかなと思います…
違ってたらどうしよう(笑)
先生が「何してんのやわからへん!って人は聞いてくださいね」
と仰っていたので
もし(今回の私のようにorz)わからないことがある方、
いらっしゃったら先生にちょっと聞いてみてください〜☆

というわけで宿題。
*セカンダリーを完成させておく
*言葉のテキスト、音楽のテキストをそろそろ探しはじめておくです。
あまり言葉だけ、音楽だけで自己主張強いものは避けた方がいいみたいです。
(音楽はビートが強いもの等)

以上です。ムーブメントリサーチはほんまに難しいですが
もうラボ後半戦ですね、がんばりましょー!
2009.03.09 Monday

田中春奈クラス第5回(研修生によるレポート)

はじめての方も来られたので、バックエクササイズが何を目指すのか、改めて少しお話がありました。
田中春奈さんは能楽師でもいらっしゃるのですが、そのお仕事のときに会ったシテ方のお人が、首の後ろで呼吸をする、そうすれば詰まっていた背骨が伸びて、身体に気が回ってゆく、というお話をされていたそうです。これはバックエクササイズに似ているなあと思いました、と田中春奈さん。首を長くして、背骨の間をくくっと伸ばしてやる、すると丹田から上に下にエネルギーがめぐってゆく。上下に引っ張られるその真ん中くらい=おなかに自分の中心があるイメージをもってみてくださいということでした。
また、やることが大切なのではなく、そのとき自分の中で起こっていることを感じる、自分の身体と対話することです、ということも再度強調されました。
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2009.03.02 Monday

田中春奈クラス第4回(研修生によるレポート)

バックエクササイズのはじめに、田中春奈さんが一人一人回って姿勢などをチェックしてくれました。できてきたつもりでもまだできていないこと、わるい慣れや体調などで知らず知らずのうちにずれてきていることがあるのがわかります。「おなかをしめて」「肩は開いて下げて」「首を長く」毎回言われていることです。自分の身体と対話してください、と田中春奈さんは言います。それは必ずしも言語化される対話ではありませんが、田中さんに言われていることをいわば自分に語りかけるようにするのも有効なのではないかと思いました。
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2009.02.23 Monday

田中春奈クラス第3回(研修生によるレポート)

少しバックエクササイズにも慣れて、スムーズに流れるようになってきたように感じます。田中春菜さんの言葉も、動きの説明だけでなく、そのエクササイズで重要なことについて語られることが増えてきました。
例えば、片足で立って行うエクササイズで重要なのは集中力、ぶれても自分の中心はどこかとすぐに探すということ。後転は深い腹筋を使うことが目的であってできるできないの問題ではない、できなくても勢いをつけないということ。おなかだけを意識してその他は楽に在ることで見え方が変る、やみくもに力を入れたりするよりも存在感があるということ。
とにもかくにも、一足飛びに結果を求めるのではなく、集中して一つ一つ取り組むことでみえてくるのだと思います。
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