2011.01.28 Friday
山口茜ワークショップオーディション初日
山口茜さんによるワークショップオーディションが始まりました。20代から70代まで幅広い年代層が集まりました。今日はシアターゲームを中心にした内容が行われました。
劇研アクターズラボが実施するワークショップオーディションは、演出家(劇作家)と俳優との出会いの場です。役者さんと演出家が対等の立場で演出家の稽古方法や演劇手法に出会う機会を設けることで、双方向にいい出会いが成立することを狙っています。演出家が出演してもらいたいと思っても、役者さんが自分には合わないと思ったら、断ることもできる訳です。
今回のオーディションは今年の秋に行われる新作の出演者募集を兼ねています。この中から出演者が出ることを期待したいと思います。
2010.05.13 Thursday
アニエス・デル アモ ワークショプ続編
5月1日、2日に行われた、フランス人演出家 アニエス・デル アモさんのワークショップオーディションの続編が、会場をヴィラ九条山(フランスと日本の交流施設)に移して12日から始まりました。
アニエスさんは、肉体的にも精神的にも役者さんを追いつめる方法をとる演出家で(本人が聞いたら怒るかも)、役者さんにははあるいみタフさが要求されるのですが、多くの方が続編にも参加されました。(ぜひ頑張ってください!!)
続編は「エクササイズを継続して、役者さんをもっとよく見てみたい」というアニエスさんのたっての希望で、実現しました。12日から14日までの3日間行われ、前回参加した方は希望すれば選考無く参加できます。さらに29日にはヴィラ九条山で公開ワークショップが行われる予定です。興味ある方はぜひ29日にヴィラ九条山(詳細はこちら)までお越し下さい。
映像はアトリエ劇研で行われたワークショップ風景です。
アニエスさんは、肉体的にも精神的にも役者さんを追いつめる方法をとる演出家で(本人が聞いたら怒るかも)、役者さんにははあるいみタフさが要求されるのですが、多くの方が続編にも参加されました。(ぜひ頑張ってください!!)
続編は「エクササイズを継続して、役者さんをもっとよく見てみたい」というアニエスさんのたっての希望で、実現しました。12日から14日までの3日間行われ、前回参加した方は希望すれば選考無く参加できます。さらに29日にはヴィラ九条山で公開ワークショップが行われる予定です。興味ある方はぜひ29日にヴィラ九条山(詳細はこちら)までお越し下さい。
映像はアトリエ劇研で行われたワークショップ風景です。
2009.11.12 Thursday
遠い世界の話。
田辺剛によるワークショップオーディションの2回目でした。
今日からテキストを使っての練習となります。
田辺剛さんは、自分でも言っているようにどちらかというと、劇作家に軸足をおいた作り手だと思います。台本をしっかり書き、現場ではその台本世界をどう構築してゆくかという作業を行います。しかし、彼の方法は自分の劇世界のイメージに役者さんを当てはめるというよりは、むしろそれを役者さんと共に作って行きたいということです。
彼の書く物語は、どこか遠くのある場所の話です。それは「日本ではない」ということが前提となりますから、役者さんには日本人としてのどうしようもなさからまずは離れてみることが要求されます。(見た目と言葉は仕方ないとして)行為や行為の元になる考え方については、細かなくせや、人との接し方、価値観、いろいろなことを疑って再構築する事が求められます。人としての行為ももちろん、劇としても例えば劇的様式みたいなものも必要ならばそれも選択肢の一つとして、まずは無い所から考えてゆくという、役者さんにとってはチャレンジする幅が広くて、なかなか過酷な課題とも言えます。きっと演技していてかなり違和感を感じることでしょう。
とはいえ、そうした「もしも〜だったら」をいろいろに楽しめる俳優さんがやはり上手い俳優さんなのではないかとおもいます。短い時間ですが、この間にもどんどん彼の劇世界をふくらませてくれる事を期待しています。
今日からテキストを使っての練習となります。
田辺剛さんは、自分でも言っているようにどちらかというと、劇作家に軸足をおいた作り手だと思います。台本をしっかり書き、現場ではその台本世界をどう構築してゆくかという作業を行います。しかし、彼の方法は自分の劇世界のイメージに役者さんを当てはめるというよりは、むしろそれを役者さんと共に作って行きたいということです。
彼の書く物語は、どこか遠くのある場所の話です。それは「日本ではない」ということが前提となりますから、役者さんには日本人としてのどうしようもなさからまずは離れてみることが要求されます。(見た目と言葉は仕方ないとして)行為や行為の元になる考え方については、細かなくせや、人との接し方、価値観、いろいろなことを疑って再構築する事が求められます。人としての行為ももちろん、劇としても例えば劇的様式みたいなものも必要ならばそれも選択肢の一つとして、まずは無い所から考えてゆくという、役者さんにとってはチャレンジする幅が広くて、なかなか過酷な課題とも言えます。きっと演技していてかなり違和感を感じることでしょう。
とはいえ、そうした「もしも〜だったら」をいろいろに楽しめる俳優さんがやはり上手い俳優さんなのではないかとおもいます。短い時間ですが、この間にもどんどん彼の劇世界をふくらませてくれる事を期待しています。
2009.11.05 Thursday
田辺剛ワークショップ開始
「下鴨車窓」という演劇ユニットを主宰する劇作家・演出家、田辺剛のワークショップオーディションが今日から始まりました。
いきなり会場が遠くなってしまいご迷惑おかけしました。(案外、下鴨界隈より交通の便が良くて良かった方の方が多かったかも。)
さて、今日は初回という事で、自己紹介から始まりました。・・・がこの自己紹介がただの自己紹介ではなく、何周りもします。だんだん話す事が無くなってくるのですが、徐々に色々な話が飛び出して、笑いも起き、緊張した空気がだんだん和んでゆきます。同時に互いのパーソナリティーもわかって来て、(名前も覚えられる)一石2鳥のワークでした。皆とても楽しそうでした。
次回からはテキスト(次回作「人魚」の一部)を使ってのワークショップに入ります。
次週も楽しみです。
いきなり会場が遠くなってしまいご迷惑おかけしました。(案外、下鴨界隈より交通の便が良くて良かった方の方が多かったかも。)
さて、今日は初回という事で、自己紹介から始まりました。・・・がこの自己紹介がただの自己紹介ではなく、何周りもします。だんだん話す事が無くなってくるのですが、徐々に色々な話が飛び出して、笑いも起き、緊張した空気がだんだん和んでゆきます。同時に互いのパーソナリティーもわかって来て、(名前も覚えられる)一石2鳥のワークでした。皆とても楽しそうでした。
次回からはテキスト(次回作「人魚」の一部)を使ってのワークショップに入ります。
次週も楽しみです。