2006.11.08 Wednesday
高い山から崩す。
内田クラス2回目の今日からは、テキストを使ってのレッスンに入りました。
いつもの流れ通り、各自ウォームアップ→発声、そしてテキストを使ってのエクササイズに入ります。
渡されたテキストはドラマのワンシーンではなく、実に不条理なシーンの台詞。内田さん曰く「高い山から崩す。」つまり「つかみ所の無い、これどうするの!?」みたいな台詞に取り組んでおけば、どんな台詞がきても怖くない。だからこれにしっかり取り組みましょう!ということなのです。
グループに分かれて、グループの中で役を交代しながら、1人でしゃべる男のキャラクターを、交代で演じてゆきます。
いつもの流れ通り、各自ウォームアップ→発声、そしてテキストを使ってのエクササイズに入ります。
渡されたテキストはドラマのワンシーンではなく、実に不条理なシーンの台詞。内田さん曰く「高い山から崩す。」つまり「つかみ所の無い、これどうするの!?」みたいな台詞に取り組んでおけば、どんな台詞がきても怖くない。だからこれにしっかり取り組みましょう!ということなのです。
グループに分かれて、グループの中で役を交代しながら、1人でしゃべる男のキャラクターを、交代で演じてゆきます。
2006.10.17 Tuesday
呼吸と身体
今日のポイントは、台詞を言う身体。主に呼吸に注目して豊かな表現を導き出す訓練をしました。
以前から使っているテキストを用いて、まず台詞を言うための身体にアプローチします。そしてその身体で文章の最後の部分だけを発語してみます。
言葉以上にどう身体が語るかとも言いましょうか、身体からの演技を身につける大変重要な訓練です。最後に名優の演技をビデオで見てその身体、呼吸の変化や豊かさに注目しました。意識してみるとその演技のすごさがよくわかります。あまりに上手いとお芝居に惹き込まれて、そんなこと意識しないのですが、こうしたレッスンをすることで、演技の技術を意識してみられる目が養われます。価値のある演技とそうでないものがはっきりと見分けられる目を養えば、自ずと演技に対する意識や取り組む姿勢にも変化を与えそうな気がします。
以前から使っているテキストを用いて、まず台詞を言うための身体にアプローチします。そしてその身体で文章の最後の部分だけを発語してみます。
言葉以上にどう身体が語るかとも言いましょうか、身体からの演技を身につける大変重要な訓練です。最後に名優の演技をビデオで見てその身体、呼吸の変化や豊かさに注目しました。意識してみるとその演技のすごさがよくわかります。あまりに上手いとお芝居に惹き込まれて、そんなこと意識しないのですが、こうしたレッスンをすることで、演技の技術を意識してみられる目が養われます。価値のある演技とそうでないものがはっきりと見分けられる目を養えば、自ずと演技に対する意識や取り組む姿勢にも変化を与えそうな気がします。
2006.10.10 Tuesday
位置取りから見えてくるもの
今日の内田クラスは台詞無しのレッスンとなりました。
ポイントは位置取りと、関係性。
相手に対してどんな位置をとるかで、演技者が感じる感覚が変化する。
それを体感します。
置かれた椅子にすわって、他の人に対しての感じ方を自覚してみると、いろいろな感想が聞かれます。
「ここに座るとなんだか怖い感じがする」という意見も。不思議なことに同感という意見を持つ人も何人かいて、位置と関係(他者への感情や意識)のデリケートな関わりが浮かんできます。
「位置取りを決めただけで、基本的な何か(関係)が決まっちゃいそうだね」と内田さん。その通りかもしれません。
役者さんがそうした感性に鋭くなっていることは、逆に立ち位置を指示する演出も豊かにするんじゃないでしょうか。
ポイントは位置取りと、関係性。
相手に対してどんな位置をとるかで、演技者が感じる感覚が変化する。
それを体感します。
置かれた椅子にすわって、他の人に対しての感じ方を自覚してみると、いろいろな感想が聞かれます。
「ここに座るとなんだか怖い感じがする」という意見も。不思議なことに同感という意見を持つ人も何人かいて、位置と関係(他者への感情や意識)のデリケートな関わりが浮かんできます。
「位置取りを決めただけで、基本的な何か(関係)が決まっちゃいそうだね」と内田さん。その通りかもしれません。
役者さんがそうした感性に鋭くなっていることは、逆に立ち位置を指示する演出も豊かにするんじゃないでしょうか。