2010.08.09 Monday
細見クラス1
細見さんの講座は「身体とじっくり向き合う」という印象があります。
何気なくではなく、意識的に立つことで、
感覚が研ぎすまされた身体が見えるような、
そしてそういう身体だと、
それを観る側も同じような体感が得られるような気がします。
今回の受講生は舞台経験者が比較的多く、
自分のこれまでの実感からつなげることができるので、
とても濃い内容になりそうです。
経験者でなくても、自分の身体と意識的に向き合うことは、
普段なかなかすることではないので、
講座を受けていく中で新しい発見があるのではないかと思います。
ラストには小作品をつくるとのことで、
どのような仕上がりになるのか楽しみなところ。
ほどよい緊張感とリラックス感が漂う中で、
いよいよ細見クラス、本日よりスタートです。
何気なくではなく、意識的に立つことで、
感覚が研ぎすまされた身体が見えるような、
そしてそういう身体だと、
それを観る側も同じような体感が得られるような気がします。
今回の受講生は舞台経験者が比較的多く、
自分のこれまでの実感からつなげることができるので、
とても濃い内容になりそうです。
経験者でなくても、自分の身体と意識的に向き合うことは、
普段なかなかすることではないので、
講座を受けていく中で新しい発見があるのではないかと思います。
ラストには小作品をつくるとのことで、
どのような仕上がりになるのか楽しみなところ。
ほどよい緊張感とリラックス感が漂う中で、
いよいよ細見クラス、本日よりスタートです。
2009.08.31 Monday
細見クラス第4回(研修生によるレポート)
導入で、「呼吸合わせ」を少し違った形でしました。全員がその場にいるのですが、二人あるいは三人の組になり、その組のひとと動きを合わせます。いつもの全員での「呼吸合わせ」とどちらがやりやすいか?という問いかけには、前者と後者、両方の答えがありました。
舞台に立つにあたっては、目の前のひととの関係と、全体で起こっていることと、両方に意識を持てる方がよいです、と細見さん。ただ全部がパーフェクトにできるひとはいない、それぞれの得意不得意だということですが、自身のそれを知ることで不得意な方も意識したりコントロールしたりということが可能になるのではないかと思います。
即興では、まずは目の前のひととの一対一の関係に集中することを行っていますが、少しずつ全体へも意識をもっていければということです。
舞台に立つにあたっては、目の前のひととの関係と、全体で起こっていることと、両方に意識を持てる方がよいです、と細見さん。ただ全部がパーフェクトにできるひとはいない、それぞれの得意不得意だということですが、自身のそれを知ることで不得意な方も意識したりコントロールしたりということが可能になるのではないかと思います。
即興では、まずは目の前のひととの一対一の関係に集中することを行っていますが、少しずつ全体へも意識をもっていければということです。
2009.08.17 Monday
細見クラス第3回(研修生によるレポート)
今日も最初にストレッチなどで身体をほぐします。それなりに難しい動きや形があると思いますが、表現する身体に於いて、足がここまで上がらなければとかそういうことはあまり関係ない、と細見さんは言います。重要なのは、敏感な身体であることです。敏感に受け取れる身体であること。受け取って感じたことを反映できる身体であること。「呼吸合わせ」(合図なしで一斉に動いたり止まったりする)が単純ながら難しく、そしてこのクラスで毎回行われる理由はそこにあると思います。受け取ることと自ら発することと両方が必要であり、その両方に於いて敏感さは必要ではないかと思います。
2009.08.10 Monday
細見クラス第2回(研修生によるレポート)
細見さんのクラスでは、表現の素材としての身体を意識化する作業が行われます。
例えば今日はイメージによって身体が変わるというワークを行いました。ひとりが横たわり、もうひとりが横たわったひとの頭をかるく持ち上げてみます。このとき、横たわったひとに、「頭が真空で羽毛がふわふわと舞っている」イメージをもってもらったときと、「頭にどんどんコンクリートが注ぎ込まれてゆく」イメージをもってもらったときでは、持ち上げた時の重さが全く違うのです。イメージを持つことによってここまで身体が変わるということがシンプルかつ明確に実感できたと思います。ストレッチもただ漫然と行うのではなく、イメージ・意識をもって行うと大きく変わってくるということです。
このことは、内的に起こることが身体を動かし、その身体が抱える内的なものが観るひとに確かに伝わるという舞台での身体につながってゆくと思います。
例えば今日はイメージによって身体が変わるというワークを行いました。ひとりが横たわり、もうひとりが横たわったひとの頭をかるく持ち上げてみます。このとき、横たわったひとに、「頭が真空で羽毛がふわふわと舞っている」イメージをもってもらったときと、「頭にどんどんコンクリートが注ぎ込まれてゆく」イメージをもってもらったときでは、持ち上げた時の重さが全く違うのです。イメージを持つことによってここまで身体が変わるということがシンプルかつ明確に実感できたと思います。ストレッチもただ漫然と行うのではなく、イメージ・意識をもって行うと大きく変わってくるということです。
このことは、内的に起こることが身体を動かし、その身体が抱える内的なものが観るひとに確かに伝わるという舞台での身体につながってゆくと思います。